発達にじいろ広場　自由っこ

わたしたちの想い

園長先生のご紹介で知り合った、数人のお母さんたち。せっかくのご縁だから、とライングループをつくり、集まってお茶をすることになりました。自分の過ごし方が大切で、なかなか「みんなと同じ」ができない自由な我が子、その愛おしさを込めて、グループの名前は自由っこに決めました。

話してみると、自分と同じような悩みを感じていたり、これまで誰にもわかってもらえなかった気持ちを共有できたり、夢中でおしゃべりしているうちに、気がついたらお迎えの時間になっていました。また集まりましょう！と約束をして、その後は毎月のようにおしゃべり会をするようになりました。これが自由っこの始まりです。

お互いの悩みを話せるこの集まりは、わたしたちにとってとても大切な場所になりましたが、年長のこどもたちはいずれ幼稚園を卒園し、小学校に行きます。ここでできた大切な仲間や、ここでの時間を卒園と同時になくしてしまうのは寂しすぎる。卒園後もこの場所を続けていきたい。その気持ちから、改めて任意団体として、自由っこのグループを立ち上げようと思うようになりました。わたしたちが仲間を見つけ、とても気持ちが楽になった経験から、自分たち以外にも一人で苦しい思いをしているお母さんがいるなら、支え合い、共に成長していけるこの場所を知ってほしいと考えています。

2024年6月からは、多肥の自由っこ広場での活動が始まりますが、私たちはこれまでどおりお母さんたちがホッとできる場所、ともにこどもたちの育ちを楽しみながら見守っていける場所でありたいと思っています。またいずれはお母さんたちが活躍できる場所をつくること、こどもたちの将来の居場所をつくることも実現していきたいです。

福祉や医療のサービスにも頼りながら、さらに自分たちができることは自分たちでしていきたい。我が子や、これから来る仲間たちのために。

わたしたちのもとに来てくれた、すばらしいにじいろのこどもたちを、そしてわたしたち自身を、キラキラと輝かせていきましょう。